C'est la vie

新大陸の湖畔

 

Op.118 No.2 Intermezzo 100年前のあなたに敬意を込めて

 

何かを書き留めないと手から零れそうで怖かったあの日々から、「忙しさ」を理由にそれともおさらば出来そう。大事なことだけちゃんと淘汰されていくこのからだの中で、全てが繋がって網目模様に広がっていく。色んな柵からちょっとだけ抜け出せた日々は本当に色付いて綺麗で、君とどこまでも行けそうだ。

月明かりがあんなに明るいなんて思わなかった。うっすらに照らされる君の横顔が綺麗で、優しい目をしていた。空気にも音があることがわかった。どこから聞こえる音もみんな「意思」があって、心が暖かくなった。意識の及ばない音なんてどこにもなくて、静かに始まっては静かに終わる。それが集まって波みたいになって、自然界のありとあらゆる音がアンサンブルのように聞こえてくる。ここに帰りたい。

 

 

やっほー、元気?っていうぐらい柔らかな挨拶でアンサンブルが深まっていく。みんな誰かを求めて生きていて、誰一人として孤独じゃない気がした。

完璧主義の後ろ指を指されるのが怖い臆病なあの子は、沢山の人から愛を貰って今成長しようとしています。どうか、あなたがそこに居てくれるだけで私は救われるんだよって伝わりますように。こんな私だけど、また沢山のキスをください。そしていつか、あなたがそこにいるだけで良いんだよって抱きしめてください。

 

素敵な夜を。