読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

Le Nocturne

深淵を覗く時

 

言葉にすることで価値が下がることを分かっていても今日だけは許してほしい。

確かにあなたはもう先を見つめていて、その眼差しが何かを捕らえてもう戻ってこないこと。何となく。何となくね。

こんなちっぽけな私だけど、初めて本当の恋をして、愛という感覚を手に入れた気がしたの。例えもう交わることがないと分かっていても、あなたがこの先私のいない世界に生きていくと決めても、私はあなたの幸せを祈っている。いつまでも。

沢山の目に見えない大切なものをあなたは私にくれて、私は結局あなたに何かを返すことは出来なかったけど、それでもいつまでもあなたの言葉が、夢が、枯れないことを願っている。

森羅万象の何もかもがやっとあるべき場所に帰ってきて、欠けたピースが上手にはめられていく。また日常が歯車を回し始める。昨日までの私が死んで、新しい世界に色が付き始める。今からがやっと一歩を踏み出せる瞬間。

ありがとう。

 

どうかお元気で。