C'est la vie

新大陸の湖畔

未確認に接近中

誰かに演奏を聞かせることは多分異性に裸を見せることと何となく似ているのかもしれない。想像でしか話せないけど、少なくとも今のところそんな感じだ。

 

恥ずかしい。恥ずかしい。

 

一途な思いをしたためた昔のラブレターだとか、君のために書いたポエムとか、それと同じぐらい。でも、大事なものなんだ。忘れちゃいけないから、だからきっとこんなにもどきどきしている。

 

譜面というのは、ちゃんとその通りに組み立てたら上手く作用する取扱説明書みたいな部分と、裏に隠された意図を探る暗号解読書と二つの要素が見え隠れ。私とあなたで腹の探り合いの戦争が始まる。天才のくせしてお前は死んでるから声を聞かせてくれなくてより一層ズルい。これがあなたの哲学だったんだねと確認したくても、「お前がそう思うならそうなんじゃねえの。」の一言で門前払い。でも、困ったときはちゃんと譜面を見たら書いてくれている優しさもある。案外可愛いところあるんだな。

 

永遠の平行線で交わることがない私達だし、始まりがあるということは終わりがある関係だから、本当にあなたとの出会いが一期一会だなんてよく言ったものだわ。その通りよ。

失望されないためにも、私は羞恥に耐えながら今日もあなたに近付きたがっている。