C'est la vie

新大陸の湖畔

ほんとどうかしてるみたいだけれども

世の中に普及する「信じる」のうち、本当の「信じる」にはかなりのエネルギーを必要とすると思う。 昔、誰かに「信じるって口にした途端にそれが嘘になっちゃうじゃない」って言った気がする。だって、信じてるって言葉にしたらまるで信じてないからそう言っ…

鈍色の気だるさ

一夜にして街から猫が消えてどこかに行ってしまったような寂しさ。大事に握り締めて白線の上を落ちないように歩いてみる。不在の存在は嫌い。いつまでも知らないでいたい。 手持ちぶさたの感情は深い悲しみの海にまた一つ溶けていく。色んなところで関係ない…

暑さで頭がやられている

今、こうしてはてなを更新するには何か特別な意志があるわけでもない、紛れもなく地元で一人取り残された自分をジワジワと殺してくる夏の暑さと眠気とダルさを片手間に相手しつつ会うべき人との再開を待っているだけ。要するに暇である。 阪急電鉄が好き、と…

ほんとの気持ち

頭が偉い時代が終わりました。 長くて、窮屈で、矛盾だらけで、けれど温室。 これからは頭の時代の名残を惜しみながらちょっと背伸びをして、休憩して、背伸びをして、休憩。頭の時代もあれはあれで良いものでした。 想像が好きだったことを思い出しました。…

憂鬱

今まで頭の使い方とかピントがずれまくった脳ミソとか、そういう事態に陥ってることに気付いた。 いろんな人に「考えすぎだよ」って言われ続けて、「いやいや、お前はじゃあ何考えてんの?なんで考えないの?」って言うのは随分とお門違いな返答だったらしい…

世界が終わる夜に

神様がその人から何かを奪うとき、一体その心は? 例えばお気に入りの傘、思い出の手紙、言葉、大事なペット、最愛の人、若しくは自分の命。 その人から何かを奪って、残された人間は何を思えば良いのだろう。残されたものの痛みは?どうして奪っていってし…

夏1

夏の湿気のうねりが嫌いだけど、思い出がいっぱい詰まっているから嫌いになれない。プール開きの朝はこんな感じの空気。自転車を立ち漕ぎして、海風を目一杯身体で受け止める。潮の匂いを身体に満たすと自然と笑顔になった。雨の日は空気が確かな質量を持ち…

離れ

別に置いていってる訳ではないけれど、どんな形であれある種のお別れというものが物事や人の縁には存在する。 人伝に聞いた誰かのため息に、心が苦しくなる。ちょっと涙が出て、だけどそれでも健気に応援してくれる姿が切なくてまた泣きそうになる。 大丈夫…

メモ

今あるクラシック音楽と言われる音楽は長い歴史で見れば一大ムーブメントに過ぎなくて、クラシックもまたある種の民族音楽なのだ、という考え方はかなり好き。 100年後、もうピアノなんて過去の産物なんだと言われる世界がすぐそこに来ているのかもしれない。

世迷言

全く知らない国の全く知らない音楽を耳から流し込む。 いつもと違う時間に道を歩いて、猫がいない高架下を見つめてみる。 高校の時にした授業中のノートの端っこの落書きにはもう会えない。 全部錯覚。錯覚。錯覚。 実はほんとのことなんて誰も知らなくて、…

どこか昨日の自分とは違う自分でありたいって願っていて、だから毎日化粧をしたりしなかったり、ヒールを履いたり、リュックに変えたり、ちょっとずつ昨日とは違う自分にコーティングしていく。でもそれは理想に近付くための行為ではなく、どちらかと言うと…

コンプレックス

打ち明けたい。私たちは世界中のささやかな秘密をこっそりと打ち明けたい。心に留めてはいけないのだ。私たちが今どこに向かっているのか、言わなければ世界中の秘密が腕の外へ零れて葬り去られてしまうのだ。 きっと打ち明ける必要があるのだ。旬は待ってく…

それでも世界は廻っている

かたつむりは、言葉とか意思とかどうでも良さそうでどうでも良くないものにいつの間にか足を取られています。 無法地帯の沼の存在を誰よりも恐れているから、きっと君は誰よりも竹を割ったような性格でありたいと思うのかもしれません。全てがぬるま湯に見え…

相方

一時的に息を止めてしまった君に僕はなす術もなく君の横たわった体を意味もなく触り続ける。 目覚めた君はもう何も覚えてないようで、一緒に過ごした日々が一瞬にして消えてしまった喪失感とは如何なるものや。本当に涙が出そうになった。 僕は何とかして君…

絶望している君、可愛い。

ちょっと厭世的な君はかわいいよ。もっと世界がピュアなものだと信じていたんだろ?思ってたよりも世界が下らなくて、どうしようもなくて、それに気付いて絶望しているんだろう?可愛いよ。絶望している君、可愛い。

続・宇宙旅行計画

サムエルはどちらかというと夢想家だった。夢想家な上に冒険心が強かったけれど、やんちゃが災いして怪我したり骨折したりと色々大変な奴だった。 その日、私とジェニファーは基地に到着するなり宇宙旅行についてサムエルに打ち明けた。当然彼も目を輝かせて…

消費

こうして言葉とか目に見える形で残す気力さえこの湿気がすべてを掠め取っていく。鈍く冷たいナイフのようなその切っ先がいつ自分の首元を掻ききるのか、そしてそれは誰でもない自分の手によって行われてしまう恐怖。 別に私がやらなくてもいいじゃん、だとか…

計画

ジェニファーの家は大きかった。 大きな庭に大きな遊具と大きなくすの木が生えていた。もう今ではどんな顔をしていたか覚えてないけれど、その茶髪のくるんとしたカールが素敵だった。 大きな遊具には梯子が掛かっている。2階が僕らの基地だった。ちょっと分…

伝言ゲーム

音楽と想い、どちらが先に来るんだろう。 言葉と想い、どちらが先に来るんだろう。 目に見えないものがより優位性を持ってるとしたら。出来れば心のどこかではそのどちらもが対等であってほしいと願っているけれど、テレビのコメンテーターの言葉はどこか薄…

幸せ

あんなに高校の友達と会うことを拒否し続けてたのに、そんな悲しい決意も脇に置かれて懲りずに会いに行く。多分、この気持ちは強がりかもしれないし、全て若さで説明をつけてしまいたいぐらいには私も若い。 帰りの電車は人身事故ですごい遠回りをした。あま…

雑記

どうやら言葉と自分の関係について悩んできた時間と思考の積み重ねは無駄じゃなかったのかもしれない。多分まだとんでもなく甘くて、未熟で、そんなもんじゃないのかもしらないけれど、そういう風に気付かさせてくれた人達にはとても感謝している。 向き合っ…

メモ

昔家族と泊まったホテルのロビーの匂いとか、プールに入りたくて、学校に行きたいとわくわくしていた七月の朝とか、梅雨に見られる一瞬間の晴れ間の時に見られる六月の空気とか、そんな断片的な記憶がどれぐらい音楽と結び付くのかが気になる。

まとまりのない話たち

世の中には二種類の言葉を駆使して二面性のある自分を揶揄する人間がいて、その人たちが使う言語が全く違ってくるのは至極当然の事なのだが、それは結果として自分の目の前に「選択肢」としてぶら下がって来るわけだから多くの混乱を引き起こし、だからじゃあ…

ズレ

自分のおうちから出てみて、色々道草食ってはフラフラして時間を費やして、でもどの葉っぱもなんか違うなって思ってまたおうちに帰る。 そういう意味だと、その延長線上にある性善説とか性悪説とかは本当に興味深い。 私っていつ構成されたんだろう。いつ出…

予防線

昔、小学校の頃に通っていた塾の話。 塾っていうには小さすぎてそんな仰々しいものではなく、個人で経営している近所のおばさんに算数と国語を習いに行っていた。私はまだ3年生で、そこにいた5年生とか6年生の人が私のお姉ちゃんみたいな感じだった。 今でも…

雑記

確かに女の中に備わる月に一度のサイクルとは別に、ある意味精神的なサイクルが存在している。毎週木曜日に風邪をひいたり、満月のころに体調がおかしくなったり、心の元気だけでは乗り越えられないと思うのはまんまとサイクルの思惑に引っ掛かっているだけ…

時空管制塔の従業員による睡眠操作妨害行為について

本格的にブラジル人になったようだ。体がまるで言うことを聞かない。実はちょっと時空が歪んでて、今はほんとは朝なんだけど、世界規模のドッキリに今私は試されているのだ。明日の朝になれば知らない誰かが私の部屋にマイクと「ドッキリ大成功」の看板を携…

思春期を迎えた青年が通過儀礼のように感じる「人生とは何か」というあまりに普遍的過ぎる疑問は、言葉にすること自体あまりの薄っぺらさに危険性を孕むものではあるが、何か一度本物とやらに近付きたいと思ってしまった人間が可愛そうなことに終わりまで見…

帰り道の考え事

使い古したプレイリストを今度こそ履き潰すように耳に注ぎ続ける。今は晴れているけれど、なんとなくくもりの気分だったからプレイリスト「くもり」をチョイス。帰り道には東の空に赤い瞳がにんまりと笑っている。「おいおい、今日も気持ちわりーぞ。」と茶…

ラブレター

京葉線と近くにあるマルエツで日常を感じられる特殊能力のおかげでまた一から頑張ろうと思える四月の終わり。 恐らくこれが核心なのだろうという予測は色んなアプローチを元に段々その姿を明るみに晒していく。 恩着せがましく押し付けてくる「ありがとう」…