C'est la vie

新大陸の湖畔

雑記

茶番劇

社会人・大人・24歳・女 よく涙を流す。涙の価値が低い。女優並みにいつでも泣けそうな気がする。女優の涙の価値が低い訳ではない。 悲しいから泣くんじゃない。何も考えてなくても泣く。急に心がきゅーっと苦しくなる。小学生ぐらいの女子がいきなり走り出…

京葉線

あたしは今日も潮の風をほっぺたで感じて、電車に乗り込む。身体に馴染んだ制服はあたしが女子高生であることを保障してくれる。美しさと若さと正しさが等しくあると思っているうちが花なのよね。ほら、みんなあたしを見てよ。愛してよ。 京葉線は東京と千葉…

宮崎・県立劇場にて

どんな舞台であれ終わってしまえばあっけなかったの一言に尽きることが多い。技術にも体の使い方にも音楽にかける情熱にも偏りすぎない職人的なバランスのとり方が要求されているような気がした。終わってしまえばまた、私は忘れてしまうのだろうか。忘れた…

思い出再生装置

昔使っていたipodが引っ越しの時に出てきたから充電をして持ってきた。色々故障していたけれど、ミュージックだけは健在だった。 懐かしい曲ばかりで、一曲一曲聞いていくうちに色んな思い出が甦った。それはかなりの色と温度を伴って四肢を満たしていく。 …

四月への雨

今日は久々に何もない一日を頂いたから、せっかくだし海を見に行こうとも思ったが天の思し召しにより朝から春の雨が優しく降っていてなんともこの外出する気の失せるお天気に素直に従うことを思う。春の雨はだんだん暖かくなるための道しるべみたいなものだ…

雑記

お風呂から上がった後の時間は本当に幸せしか詰まっていない。 この時間にはどんなことを考えてもいいし、どんな馬鹿なことを口走ってもどうでもいいし、全部全部微睡みの中に後で落としこんでしまうから何を思ったって許される気がする。 震災から6年が経ち…

昔の話

少し昔の話をしようと思う。 きっと今も昔も生きていく年数だけそれぞれの歴史があって、人には人の歴史の重みがあると信じている。人には人の乳酸菌よろしく。 現在私も沢山の思い出を絶賛大量生産中だ。質も量もバラバラで、だけど死ぬときに例え持ってい…

今日のお天気は曇りのち雨になるでしょう

雨を重ねるごとに近付く春に心が踊るのはやっぱりまだ子どもだからかもしれない。巡り来る春に喜びを感じることが無くなった時が大人になった時だ、ということを誰かが言っていたけどそんなことで大人になれるなら僕は一生子どものままでいいよなぁ、だなん…

上野・入谷にて

その土地での思い出は人との巡り合わせと似ている部分があり、私の場合だと関西から帰ってきた時に見える青白く光るスカイツリーだとか、暗闇に鬱蒼と茂る寺院の木々などが帰ってきたと感じる要因にいつの間にかなり得たのである。 きっとどこに住んだって自…

特に意味はないのだけれど。

かつての創世記でも記されたように、林檎は罪の果実と言うよりはそれを取って食べるこの行為によって罪そのものの意味が完結するのであるならば、本来この林檎にはそもそも罪の理由もないのに、どういうわけか長い歴史のなかで林檎は罪の果実と間違えられや…

シーズンサヨナラ

突然の春の訪れを錯覚して、あたしは忘れてしまった何かを取り戻した気になってみる。春のそのだらしない温さは、多分一年後には忘れてしまうのかもしれないけれど、そんな永遠を約束しない危うさは確かにあたしを救ってくれるし、こんな日の夜は誰にも会わ…

何ともうまくいかない時期

この世で333番目に害悪なことがこんな時間まで起きて尚且ブルーライトを浴びるように見て寝る努力をしないことであるならば、多分332番目ぐらいには、中途半端なやつが中途半端な言葉を中途半端に使うことがランクインするはず。そんな中途半端野郎から出て…

顕微鏡でズームばっかりしてるから

音楽に意味なんてないのに、そんな空っぽな自分を守りたがるのは何故なのだろう。ただ好きなだけなのに、こんなに傷ついた気持ちになるのは何故なのだろう。 バンドによくある音楽性の違いによる解散とか言うやつは意外とバカにできないことが分かるし、相手…

久々に楽しいこと

久々に同郷の人と話が盛り上がった。って言ったって県跨いでるけど。地元について思うことがなんだか似ていた。ありきたりのそれじゃなくて、いや、多分会話的には関西人が故郷の何かを思うそれと何も違いないのだけれど、私もいつのまにか酷い訛りで喋って…

言葉

何故か最近シューベルトばかり聞いている。意識している訳でもないのに、たまたまシューベルトが寄り添ってきてくれたような偶然。ありがたい話かもしれない。 歌曲なんて弦楽器奏者にはよっぽどの機会がないと聞けない。聞こうと思わないと。言葉にすれば価…

演奏者の不在

自分がもういらないと切り捨ててきたもののなかで何か特別な素敵なものに出会えた瞬間は、切り捨ててしまっていた自分の愚かさを恥じる一方でまるで宝物を見つけたような気持ちになる。大げさでもなく、この音楽に出会うために生まれてきたと思える刹那、小…

というわけで

ちょっと目が覚めた気がした。憤慨しているときは自分が世界の矛盾を解きほぐしてやるんだと勇む時空管理局の管理人になった気分だった気がする。 世界の矛盾はもうどうだって覆せないし、矛盾があって丁度良いのかもしれない。時にはその犠牲になって、無力…

恥ずかしい話

恥ずかしい話。 同じ文章を読んでも全く感想が違った。今まで当たり前すぎて気付かなかった。ある文章を僕は涙を堪えながら読んだ。その傍ら世界はそれを鼻で笑っていた。 同じ音楽を聞いていても全く感想が違った。皆似たような感覚を共有しているものだと…

多分みんな思っていること

人に自分がこう考えていると決めつけられるのが嫌で、選択肢を迫られた時にどちらかの立場を取ることを極端に怖がる情けない自分がいる。責任が取れない。責任を取るまでの自分の好み、価値観に自信を持って首を縦に振ることが出来ない。 自分の良いという感…

どっちも正義なんですけどね。

お前の言ってることは筋が通ってないよ。きちんと正してまっとうに生きろよ。 お前の言ってることは正しいよ。でも正しさは人を殺すぞ。

そう、あなたは私のスーパーマン

ありえない速度と温度を持って1週間が私の頬を掠めていく。 人生で初めてフラれた。 人生で初めて孤独を告白した。 人生で初めてお前の存在を無条件に肯定した。 拒まれ続け、何かを失った気になった。ぬか喜びが終わり、成長している気になっていただけだ…

遭難

自分の気持ち悪さを何度も拭って拭って、それでもこびりついて取れなくて。自分の中の性を想起させる何かが、そこにずっとあったのに他人に認識されることでやっと輪郭が分かってしまって。今まで目をそらしていたけど。 もうだめ。 気持ち悪い。自信がない…

どうでもいいこと

世の中の人々はどうやって寂しさを乗り越えているのだろう。 真夜中のふとした瞬間。何かをやりきった後に訪れる虚無。始まりがあるから終わりがあって、ただ自分が好きなことをしているだけなのに。毎日楽しいのになんでこんなに寂しいんだろう。 だから一…

未確認に接近中

誰かに演奏を聞かせることは多分異性に裸を見せることと何となく似ているのかもしれない。想像でしか話せないけど、少なくとも今のところそんな感じだ。 恥ずかしい。恥ずかしい。 一途な思いをしたためた昔のラブレターだとか、君のために書いたポエムとか…

逃走

夢は必ずしも良いものばかりではない。それは実際に見る夢にしろ、描く夢にしろ。 そんなこと小学生の頃から何となく分かってた。昨日は初めて独り暮らしの夜が怖いと思ったし、今日は私の未来がまだ本当に白いと思った。大人を装った人間たちは、「まだ色ん…

上野恩賜公園 不忍池

不忍池には首を折られたような蓮の水死体が互いにもたれ掛かるようにして今日も絶望している。何かありそうで何もない、精神的充足感を得られる訳ではないけど愛すべきこの町にそれは何故かぴったりで、こんなにも汚く萎れた茶色の水死体が私は嫌いになれな…

幸せ

あなたの軌跡を辿る。丁寧に地に埋まった亡骸を拾っていく。冬の色した骨の冷たさを感じる内に、あなたとの距離が肌を通して分かってくるの。あなたが段々輪郭を成して私のなかに立ち上ってくる。あなただって分かっているでしょう。私達はもう死ぬまで永遠…

精神的失恋

良い感じだ。もう過去の一切を忘れられそう。どんどん言葉にしていけ。嘘を吐け。そして自分の内側と皮膚の外側をどんどんずらしていけ。歪ませていけ。可塑性を生かした失恋方法。もう全部忘れて、過去にサヨナラしよう。もっと来い。もっと歪ませろ。いく…

新年を迎えるにあたって

あけましておめでとうございます。第一稿ぶりに人に向けて書きます。と言うものアクセス解析?(ちょっと未だによく理解出来てないのですが)によると見てくださっている方々のアクセス数がどうも100を越えたみたいで、非常にびっくりしています。元々は思考の…

また会おう

僕の中の街が死ぬ。10年の時を経て。 見上げた夜空にはそこかしこに光。西の空に大きな金星。結局最後まであの等間隔に並ぶ星の名前が分からなかったな。星にもちゃんと色があって、なんだか皆が弱々しくも「僕はここにいるよ」って問いかけてきている。小さ…