C'est la vie

新大陸の湖畔

雑記

メモ

今あるクラシック音楽と言われる音楽は長い歴史で見れば一大ムーブメントに過ぎなくて、クラシックもまたある種の民族音楽なのだ、という考え方はかなり好き。 100年後、もうピアノなんて過去の産物なんだと言われる世界がすぐそこに来ているのかもしれない。

どこか昨日の自分とは違う自分でありたいって願っていて、だから毎日化粧をしたりしなかったり、ヒールを履いたり、リュックに変えたり、ちょっとずつ昨日とは違う自分にコーティングしていく。でもそれは理想に近付くための行為ではなく、どちらかと言うと…

コンプレックス

打ち明けたい。私たちは世界中のささやかな秘密をこっそりと打ち明けたい。心に留めてはいけないのだ。私たちが今どこに向かっているのか、言わなければ世界中の秘密が腕の外へ零れて葬り去られてしまうのだ。 きっと打ち明ける必要があるのだ。旬は待ってく…

それでも世界は廻っている

かたつむりは、言葉とか意思とかどうでも良さそうでどうでも良くないものにいつの間にか足を取られています。 無法地帯の沼の存在を誰よりも恐れているから、きっと君は誰よりも竹を割ったような性格でありたいと思うのかもしれません。全てがぬるま湯に見え…

相方

一時的に息を止めてしまった君に僕はなす術もなく君の横たわった体を意味もなく触り続ける。 目覚めた君はもう何も覚えてないようで、一緒に過ごした日々が一瞬にして消えてしまった喪失感とは如何なるものや。本当に涙が出そうになった。 僕は何とかして君…

消費

こうして言葉とか目に見える形で残す気力さえこの湿気がすべてを掠め取っていく。鈍く冷たいナイフのようなその切っ先がいつ自分の首元を掻ききるのか、そしてそれは誰でもない自分の手によって行われてしまう恐怖。 別に私がやらなくてもいいじゃん、だとか…

伝言ゲーム

音楽と想い、どちらが先に来るんだろう。 言葉と想い、どちらが先に来るんだろう。 目に見えないものがより優位性を持ってるとしたら。出来れば心のどこかではそのどちらもが対等であってほしいと願っているけれど、テレビのコメンテーターの言葉はどこか薄…

幸せ

あんなに高校の友達と会うことを拒否し続けてたのに、そんな悲しい決意も脇に置かれて懲りずに会いに行く。多分、この気持ちは強がりかもしれないし、全て若さで説明をつけてしまいたいぐらいには私も若い。 帰りの電車は人身事故ですごい遠回りをした。あま…

雑記

どうやら言葉と自分の関係について悩んできた時間と思考の積み重ねは無駄じゃなかったのかもしれない。多分まだとんでもなく甘くて、未熟で、そんなもんじゃないのかもしらないけれど、そういう風に気付かさせてくれた人達にはとても感謝している。 向き合っ…

まとまりのない話たち

世の中には二種類の言葉を駆使して二面性のある自分を揶揄する人間がいて、その人たちが使う言語が全く違ってくるのは至極当然の事なのだが、それは結果として自分の目の前に「選択肢」としてぶら下がって来るわけだから多くの混乱を引き起こし、だからじゃあ…

予防線

昔、小学校の頃に通っていた塾の話。 塾っていうには小さすぎてそんな仰々しいものではなく、個人で経営している近所のおばさんに算数と国語を習いに行っていた。私はまだ3年生で、そこにいた5年生とか6年生の人が私のお姉ちゃんみたいな感じだった。 今でも…

雑記

確かに女の中に備わる月に一度のサイクルとは別に、ある意味精神的なサイクルが存在している。毎週木曜日に風邪をひいたり、満月のころに体調がおかしくなったり、心の元気だけでは乗り越えられないと思うのはまんまとサイクルの思惑に引っ掛かっているだけ…

時空管制塔の従業員による睡眠操作妨害行為について

本格的にブラジル人になったようだ。体がまるで言うことを聞かない。実はちょっと時空が歪んでて、今はほんとは朝なんだけど、世界規模のドッキリに今私は試されているのだ。明日の朝になれば知らない誰かが私の部屋にマイクと「ドッキリ大成功」の看板を携…

帰り道の考え事

使い古したプレイリストを今度こそ履き潰すように耳に注ぎ続ける。今は晴れているけれど、なんとなくくもりの気分だったからプレイリスト「くもり」をチョイス。帰り道には東の空に赤い瞳がにんまりと笑っている。「おいおい、今日も気持ちわりーぞ。」と茶…

もし今、自分が本物を追い求めたくて無我夢中で振り切っていたとして、でもそれってただの猿真似だったんじゃないかと不意に突きつけられる刃は、夜道を一人で歩くときに頬を掠める北風と似ている。

サンダルの下に靴下を履くこのおかしな世界へ

人は一人で生きていけないね。大丈夫、僕が君のそばにいるよ。はいはい。 人間らしさをどこか置いてきてしまった。スマホ片手に「ははは、愉快愉快」とのけぞり笑う。その姿に世界のいびつさを覚え、言葉を失う。自分の思想に価値を持ちすぎた君はもう後戻り…

甘えと情け

心のなかで蠢く正体不明の靄に苛立ちを覚える。誰のせいでもないこの不快感は多分ワタシにしか手に取れない。 「今夜にはもう分かるよ。」という声に「そうだといいな。」と返事をしてみるも、本当はそうはならないでほしかったし、あわよくば一生当事者にな…

幸せと死の二項対立

最近、自分が幸せな時の思考を言語化することの難しさを感じます。苦しい佳境に立たされたときは何とかして言葉という形態をもって捻りだそうと出来ますが、幸福な感情を表に出すときの表現方法がそう言えばわからないなと。どんな風に幸せですか、とか、い…

唯一無二

彼の世行きの列車には人の顔が見えない乗客。影を色濃くした夕暮れは死んだときに一つだけ持っていきたいものを淡く照らしている。「家族葬」「愛のあるお葬式」だなんて文言が死をちらつかせて精神を削り取る。 その純真無垢な仮面のしたに覗く眼は何色なの…

島国

午前2時。 線路の近くにあるこの家に、本物の静寂が訪れる。 本日の業務を終えたJR東日本は沈黙を守り、逆に私はオーディオから音を引き出し始める。 鼻歌まじりに音に合わせて音高を揃えたら、母親にご機嫌ね、と部屋を覗かれる。 どうして涙と海が同じ塩味…

限界突破

日常のなかにある幸福や怒りや楽しみや悲しみは、言葉にならずに空を切る。 もやっと生まれてはもやっと死んでいき、何かを手中に留めようと悪あがきをしてみるけれど、結局忘れてしまうようなことならば手の内に納めたところでそれは大して意味を持たなくな…

大学生の憂鬱

元来、特別な力というものにはある程度の憧れを抱いていた。小さなころ見た夢に自分で興奮を覚え、その通りにはならなくとも同じような感覚が味わえたらな、という妄想は好きだった。自分の夢に感動していたあの頃の私は単に自慰行為を繰り返していただけだ…

茶番劇

社会人・大人・24歳・女 よく涙を流す。涙の価値が低い。女優並みにいつでも泣けそうな気がする。女優の涙の価値が低い訳ではない。 悲しいから泣くんじゃない。何も考えてなくても泣く。急に心がきゅーっと苦しくなる。小学生ぐらいの女子がいきなり走り出…

京葉線

あたしは今日も潮の風をほっぺたで感じて、電車に乗り込む。身体に馴染んだ制服はあたしが女子高生であることを保障してくれる。美しさと若さと正しさが等しくあると思っているうちが花なのよね。ほら、みんなあたしを見てよ。愛してよ。 京葉線は東京と千葉…

宮崎・県立劇場にて

どんな舞台であれ終わってしまえばあっけなかったの一言に尽きることが多い。技術にも体の使い方にも音楽にかける情熱にも偏りすぎない職人的なバランスのとり方が要求されているような気がした。終わってしまえばまた、私は忘れてしまうのだろうか。忘れた…

思い出再生装置

昔使っていたipodが引っ越しの時に出てきたから充電をして持ってきた。色々故障していたけれど、ミュージックだけは健在だった。 懐かしい曲ばかりで、一曲一曲聞いていくうちに色んな思い出が甦った。それはかなりの色と温度を伴って四肢を満たしていく。 …

四月への雨

今日は久々に何もない一日を頂いたから、せっかくだし海を見に行こうとも思ったが天の思し召しにより朝から春の雨が優しく降っていてなんともこの外出する気の失せるお天気に素直に従うことを思う。春の雨はだんだん暖かくなるための道しるべみたいなものだ…

雑記

お風呂から上がった後の時間は本当に幸せしか詰まっていない。 この時間にはどんなことを考えてもいいし、どんな馬鹿なことを口走ってもどうでもいいし、全部全部微睡みの中に後で落としこんでしまうから何を思ったって許される気がする。 震災から6年が経ち…

昔の話

少し昔の話をしようと思う。 きっと今も昔も生きていく年数だけそれぞれの歴史があって、人には人の歴史の重みがあると信じている。人には人の乳酸菌よろしく。 現在私も沢山の思い出を絶賛大量生産中だ。質も量もバラバラで、だけど死ぬときに例え持ってい…

今日のお天気は曇りのち雨になるでしょう

雨を重ねるごとに近付く春に心が踊るのはやっぱりまだ子どもだからかもしれない。巡り来る春に喜びを感じることが無くなった時が大人になった時だ、ということを誰かが言っていたけどそんなことで大人になれるなら僕は一生子どものままでいいよなぁ、だなん…

上野・入谷にて

その土地での思い出は人との巡り合わせと似ている部分があり、私の場合だと関西から帰ってきた時に見える青白く光るスカイツリーだとか、暗闇に鬱蒼と茂る寺院の木々などが帰ってきたと感じる要因にいつの間にかなり得たのである。 きっとどこに住んだって自…

特に意味はないのだけれど。

かつての創世記でも記されたように、林檎は罪の果実と言うよりはそれを取って食べるこの行為によって罪そのものの意味が完結するのであるならば、本来この林檎にはそもそも罪の理由もないのに、どういうわけか長い歴史のなかで林檎は罪の果実と間違えられや…

シーズンサヨナラ

突然の春の訪れを錯覚して、あたしは忘れてしまった何かを取り戻した気になってみる。春のそのだらしない温さは、多分一年後には忘れてしまうのかもしれないけれど、そんな永遠を約束しない危うさは確かにあたしを救ってくれるし、こんな日の夜は誰にも会わ…

何ともうまくいかない時期

この世で333番目に害悪なことがこんな時間まで起きて尚且ブルーライトを浴びるように見て寝る努力をしないことであるならば、多分332番目ぐらいには、中途半端なやつが中途半端な言葉を中途半端に使うことがランクインするはず。そんな中途半端野郎から出て…

顕微鏡でズームばっかりしてるから

音楽に意味なんてないのに、そんな空っぽな自分を守りたがるのは何故なのだろう。ただ好きなだけなのに、こんなに傷ついた気持ちになるのは何故なのだろう。 バンドによくある音楽性の違いによる解散とか言うやつは意外とバカにできないことが分かるし、相手…

久々に楽しいこと

久々に同郷の人と話が盛り上がった。って言ったって県跨いでるけど。地元について思うことがなんだか似ていた。ありきたりのそれじゃなくて、いや、多分会話的には関西人が故郷の何かを思うそれと何も違いないのだけれど、私もいつのまにか酷い訛りで喋って…

言葉

何故か最近シューベルトばかり聞いている。意識している訳でもないのに、たまたまシューベルトが寄り添ってきてくれたような偶然。ありがたい話かもしれない。 歌曲なんて弦楽器奏者にはよっぽどの機会がないと聞けない。聞こうと思わないと。言葉にすれば価…

演奏者の不在

自分がもういらないと切り捨ててきたもののなかで何か特別な素敵なものに出会えた瞬間は、切り捨ててしまっていた自分の愚かさを恥じる一方でまるで宝物を見つけたような気持ちになる。大げさでもなく、この音楽に出会うために生まれてきたと思える刹那、小…

というわけで

ちょっと目が覚めた気がした。憤慨しているときは自分が世界の矛盾を解きほぐしてやるんだと勇む時空管理局の管理人になった気分だった気がする。 世界の矛盾はもうどうだって覆せないし、矛盾があって丁度良いのかもしれない。時にはその犠牲になって、無力…

恥ずかしい話

恥ずかしい話。 同じ文章を読んでも全く感想が違った。今まで当たり前すぎて気付かなかった。ある文章を僕は涙を堪えながら読んだ。その傍ら世界はそれを鼻で笑っていた。 同じ音楽を聞いていても全く感想が違った。皆似たような感覚を共有しているものだと…

多分みんな思っていること

人に自分がこう考えていると決めつけられるのが嫌で、選択肢を迫られた時にどちらかの立場を取ることを極端に怖がる情けない自分がいる。責任が取れない。責任を取るまでの自分の好み、価値観に自信を持って首を縦に振ることが出来ない。 自分の良いという感…

どっちも正義なんですけどね。

お前の言ってることは筋が通ってないよ。きちんと正してまっとうに生きろよ。 お前の言ってることは正しいよ。でも正しさは人を殺すぞ。

そう、あなたは私のスーパーマン

ありえない速度と温度を持って1週間が私の頬を掠めていく。 人生で初めてフラれた。 人生で初めて孤独を告白した。 人生で初めてお前の存在を無条件に肯定した。 拒まれ続け、何かを失った気になった。ぬか喜びが終わり、成長している気になっていただけだ…

遭難

自分の気持ち悪さを何度も拭って拭って、それでもこびりついて取れなくて。自分の中の性を想起させる何かが、そこにずっとあったのに他人に認識されることでやっと輪郭が分かってしまって。今まで目をそらしていたけど。 もうだめ。 気持ち悪い。自信がない…

どうでもいいこと

世の中の人々はどうやって寂しさを乗り越えているのだろう。 真夜中のふとした瞬間。何かをやりきった後に訪れる虚無。始まりがあるから終わりがあって、ただ自分が好きなことをしているだけなのに。毎日楽しいのになんでこんなに寂しいんだろう。 だから一…

未確認に接近中

誰かに演奏を聞かせることは多分異性に裸を見せることと何となく似ているのかもしれない。想像でしか話せないけど、少なくとも今のところそんな感じだ。 恥ずかしい。恥ずかしい。 一途な思いをしたためた昔のラブレターだとか、君のために書いたポエムとか…

逃走

夢は必ずしも良いものばかりではない。それは実際に見る夢にしろ、描く夢にしろ。 そんなこと小学生の頃から何となく分かってた。昨日は初めて独り暮らしの夜が怖いと思ったし、今日は私の未来がまだ本当に白いと思った。大人を装った人間たちは、「まだ色ん…

上野恩賜公園 不忍池

不忍池には首を折られたような蓮の水死体が互いにもたれ掛かるようにして今日も絶望している。何かありそうで何もない、精神的充足感を得られる訳ではないけど愛すべきこの町にそれは何故かぴったりで、こんなにも汚く萎れた茶色の水死体が私は嫌いになれな…

幸せ

あなたの軌跡を辿る。丁寧に地に埋まった亡骸を拾っていく。冬の色した骨の冷たさを感じる内に、あなたとの距離が肌を通して分かってくるの。あなたが段々輪郭を成して私のなかに立ち上ってくる。あなただって分かっているでしょう。私達はもう死ぬまで永遠…

精神的失恋

良い感じだ。もう過去の一切を忘れられそう。どんどん言葉にしていけ。嘘を吐け。そして自分の内側と皮膚の外側をどんどんずらしていけ。歪ませていけ。可塑性を生かした失恋方法。もう全部忘れて、過去にサヨナラしよう。もっと来い。もっと歪ませろ。いく…