C'est la vie

新大陸の湖畔

雑記

光の住む街

新しい人とか物とかに巡り合う時は本当に胸が高鳴る。今からどんな人に会えるんだろうと期待することは、私にとっての希望だ。そんなときに、ふとした瞬間に自分が過去にがんじがらめに捕らわれていたことに気付いて、心の中で大変だったね大丈夫だよ、と声…

海の向こう側

銀座を歩くと誰も知らない私のことなんか、と口ずさむ。 新宿を歩くと、そこにはギターを片手に豪雨を叫ぶ少女がいる。 君の影が揺れている 今日限り会える日時計 いつもの夏がすぐそこにある証 まだ見ぬ歌舞伎町には女になった私がそこにいる。 沢山の憧れ…

太陽フレアの恩恵

太陽フレアのせいで世の中の多くの人が上手くいかない物事を太陽フレアのせいにしてる。私は今日も太陽フレア関係なしに空振りしてる。 太陽フレアが関係あるのかはしらないけど、大きな地震が起こって、なるほど太陽がちょっと本気を出せば私たちはいつでも…

告白

夕方なのに世界が青い。ああ、まだ夏だなって思った。 酷く目眩がする。遠くから何かがやってくる。雲間を縫った光のカーテンと、それを映す青い血が底を満たしていく。 幾千もの点が線になって面になって広がりをみせるこの海が、まるで僕らの音楽のようだ…

ワタクシはキノウのヨル

小学校の頃になかば強制的につけられていた日記を掘り起こす。よくよく読んでみれば、嫌々で書かされている空気が文字全体から浮かび上がってくる。何かを通り越してもはや苦笑いしてしまうくらいには、昔から本質的な何かは残念ながら変わっていない。自己…

ほんとどうかしてるみたいだけれども

世の中に普及する「信じる」のうち、本当の「信じる」にはかなりのエネルギーを必要とすると思う。 昔、誰かに「信じるって口にした途端にそれが嘘になっちゃうじゃない」って言った気がする。だって、信じてるって言葉にしたらまるで信じてないからそう言っ…

暑さで頭がやられている

今、こうしてはてなを更新するには何か特別な意志があるわけでもない、紛れもなく地元で一人取り残された自分をジワジワと殺してくる夏の暑さと眠気とダルさを片手間に相手しつつ会うべき人との再開を待っているだけ。要するに暇である。 阪急電鉄が好き、と…

憂鬱

今まで頭の使い方とかピントがずれまくった脳ミソとか、そういう事態に陥ってることに気付いた。 いろんな人に「考えすぎだよ」って言われ続けて、「いやいや、お前はじゃあ何考えてんの?なんで考えないの?」って言うのは随分とお門違いな返答だったらしい…

夏1

夏の湿気のうねりが嫌いだけど、思い出がいっぱい詰まっているから嫌いになれない。プール開きの朝はこんな感じの空気。自転車を立ち漕ぎして、海風を目一杯身体で受け止める。潮の匂いを身体に満たすと自然と笑顔になった。雨の日は空気が確かな質量を持ち…

メモ

今あるクラシック音楽と言われる音楽は長い歴史で見れば一大ムーブメントに過ぎなくて、クラシックもまたある種の民族音楽なのだ、という考え方はかなり好き。 100年後、もうピアノなんて過去の産物なんだと言われる世界がすぐそこに来ているのかもしれない。

どこか昨日の自分とは違う自分でありたいって願っていて、だから毎日化粧をしたりしなかったり、ヒールを履いたり、リュックに変えたり、ちょっとずつ昨日とは違う自分にコーティングしていく。でもそれは理想に近付くための行為ではなく、どちらかと言うと…

コンプレックス

打ち明けたい。私たちは世界中のささやかな秘密をこっそりと打ち明けたい。心に留めてはいけないのだ。私たちが今どこに向かっているのか、言わなければ世界中の秘密が腕の外へ零れて葬り去られてしまうのだ。 きっと打ち明ける必要があるのだ。旬は待ってく…

それでも世界は廻っている

かたつむりは、言葉とか意思とかどうでも良さそうでどうでも良くないものにいつの間にか足を取られています。 無法地帯の沼の存在を誰よりも恐れているから、きっと君は誰よりも竹を割ったような性格でありたいと思うのかもしれません。全てがぬるま湯に見え…

相方

一時的に息を止めてしまった君に僕はなす術もなく君の横たわった体を意味もなく触り続ける。 目覚めた君はもう何も覚えてないようで、一緒に過ごした日々が一瞬にして消えてしまった喪失感とは如何なるものや。本当に涙が出そうになった。 僕は何とかして君…

消費

こうして言葉とか目に見える形で残す気力さえこの湿気がすべてを掠め取っていく。鈍く冷たいナイフのようなその切っ先がいつ自分の首元を掻ききるのか、そしてそれは誰でもない自分の手によって行われてしまう恐怖。 別に私がやらなくてもいいじゃん、だとか…

伝言ゲーム

音楽と想い、どちらが先に来るんだろう。 言葉と想い、どちらが先に来るんだろう。 目に見えないものがより優位性を持ってるとしたら。出来れば心のどこかではそのどちらもが対等であってほしいと願っているけれど、テレビのコメンテーターの言葉はどこか薄…

幸せ

あんなに高校の友達と会うことを拒否し続けてたのに、そんな悲しい決意も脇に置かれて懲りずに会いに行く。多分、この気持ちは強がりかもしれないし、全て若さで説明をつけてしまいたいぐらいには私も若い。 帰りの電車は人身事故ですごい遠回りをした。あま…

雑記

どうやら言葉と自分の関係について悩んできた時間と思考の積み重ねは無駄じゃなかったのかもしれない。多分まだとんでもなく甘くて、未熟で、そんなもんじゃないのかもしらないけれど、そういう風に気付かさせてくれた人達にはとても感謝している。 向き合っ…

まとまりのない話たち

世の中には二種類の言葉を駆使して二面性のある自分を揶揄する人間がいて、その人たちが使う言語が全く違ってくるのは至極当然の事なのだが、それは結果として自分の目の前に「選択肢」としてぶら下がって来るわけだから多くの混乱を引き起こし、だからじゃあ…

予防線

昔、小学校の頃に通っていた塾の話。 塾っていうには小さすぎてそんな仰々しいものではなく、個人で経営している近所のおばさんに算数と国語を習いに行っていた。私はまだ3年生で、そこにいた5年生とか6年生の人が私のお姉ちゃんみたいな感じだった。 今でも…

雑記

確かに女の中に備わる月に一度のサイクルとは別に、ある意味精神的なサイクルが存在している。毎週木曜日に風邪をひいたり、満月のころに体調がおかしくなったり、心の元気だけでは乗り越えられないと思うのはまんまとサイクルの思惑に引っ掛かっているだけ…

時空管制塔の従業員による睡眠操作妨害行為について

本格的にブラジル人になったようだ。体がまるで言うことを聞かない。実はちょっと時空が歪んでて、今はほんとは朝なんだけど、世界規模のドッキリに今私は試されているのだ。明日の朝になれば知らない誰かが私の部屋にマイクと「ドッキリ大成功」の看板を携…

帰り道の考え事

使い古したプレイリストを今度こそ履き潰すように耳に注ぎ続ける。今は晴れているけれど、なんとなくくもりの気分だったからプレイリスト「くもり」をチョイス。帰り道には東の空に赤い瞳がにんまりと笑っている。「おいおい、今日も気持ちわりーぞ。」と茶…

もし今、自分が本物を追い求めたくて無我夢中で振り切っていたとして、でもそれってただの猿真似だったんじゃないかと不意に突きつけられる刃は、夜道を一人で歩くときに頬を掠める北風と似ている。

サンダルの下に靴下を履くこのおかしな世界へ

人は一人で生きていけないね。大丈夫、僕が君のそばにいるよ。はいはい。 人間らしさをどこか置いてきてしまった。スマホ片手に「ははは、愉快愉快」とのけぞり笑う。その姿に世界のいびつさを覚え、言葉を失う。自分の思想に価値を持ちすぎた君はもう後戻り…

甘えと情け

心のなかで蠢く正体不明の靄に苛立ちを覚える。誰のせいでもないこの不快感は多分ワタシにしか手に取れない。 「今夜にはもう分かるよ。」という声に「そうだといいな。」と返事をしてみるも、本当はそうはならないでほしかったし、あわよくば一生当事者にな…

幸せと死の二項対立

最近、自分が幸せな時の思考を言語化することの難しさを感じます。苦しい佳境に立たされたときは何とかして言葉という形態をもって捻りだそうと出来ますが、幸福な感情を表に出すときの表現方法がそう言えばわからないなと。どんな風に幸せですか、とか、い…

唯一無二

彼の世行きの列車には人の顔が見えない乗客。影を色濃くした夕暮れは死んだときに一つだけ持っていきたいものを淡く照らしている。「家族葬」「愛のあるお葬式」だなんて文言が死をちらつかせて精神を削り取る。 その純真無垢な仮面のしたに覗く眼は何色なの…

島国

午前2時。 線路の近くにあるこの家に、本物の静寂が訪れる。 本日の業務を終えたJR東日本は沈黙を守り、逆に私はオーディオから音を引き出し始める。 鼻歌まじりに音に合わせて音高を揃えたら、母親にご機嫌ね、と部屋を覗かれる。 どうして涙と海が同じ塩味…

限界突破

日常のなかにある幸福や怒りや楽しみや悲しみは、言葉にならずに空を切る。 もやっと生まれてはもやっと死んでいき、何かを手中に留めようと悪あがきをしてみるけれど、結局忘れてしまうようなことならば手の内に納めたところでそれは大して意味を持たなくな…